琴瑟相和す

【読み方】きんしつあいわす

琴瑟相和すの意味

夫婦仲が非常によいことのたとえ。また、仲のよい兄弟朋友についても使われる。

琴瑟相和すの由来・語源わかりやすく

琴瑟相和すの由来は、中国『詩経しきょう』の「小雅しょうが」「常棣じょうたい」篇の「妻子さいしく合うこと琴瑟きんしつするがごとし」という詩句から。

瑟は、中国太古の弦楽器。そうの大きなもので普通は25弦。この瑟と琴は合唱すると音がすばらしく調和する。あたかもそのような夫婦のこと。

偕老同穴かいろうどうけつ」と同じく結婚式用のスピーチなどで用いられる。
詩経…中国最古の詩集。五経の一つで、周王朝の初期から約500年間の詩歌305首を収めたもの。
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