蛇足
【読み方】だそく
蛇足の意味
あっても意味のない余分なもの。むだなもの。または余計な行為のこと。
蛇足の由来・語源わかりやすく
中国の『戦国策 』にある故事から出た言葉。
礎 の国の召使いたちが、主人(司祭者)から祭りの酒をもらい、一番早く蛇の絵を描いた者が酒を飲めることになった。
しばらくすると、ある者が早速描き上げ、約束どおり酒を飲もうと左手に杯を持った。しかし、他の者がまだ描いてるのをみて、「俺は足も描けるぞ」といって、右手で描きはじめたところ、次に描き終えた者がこれをみて「もともと蛇なんかには足は無い」といって、その杯を奪い取り、酒を飲んでしまった。
結局、最初に描き上げた人は酒を飲ませてもらえなかったという。
しばらくすると、ある者が早速描き上げ、約束どおり酒を飲もうと左手に杯を持った。しかし、他の者がまだ描いてるのをみて、「俺は足も描けるぞ」といって、右手で描きはじめたところ、次に描き終えた者がこれをみて「もともと蛇なんかには足は無い」といって、その杯を奪い取り、酒を飲んでしまった。
結局、最初に描き上げた人は酒を飲ませてもらえなかったという。
戦国策…中国、周の安王から秦の始皇帝にいたるまでの約250年間の権謀術策を12ヵ国に分けて書いた書。中国古代の「戦国時代」という呼称は、この本に由来する。
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