他山の石
【読み方】たざんのいし
他山の石の意味
他の山の石のこと。転じて、他人の誤った言行も自分の修養の参考にできるということ。
他山の石の由来・語源わかりやすく
他山の石は、中国の古典『詩経 』の一節に由来する。
「他山の石、以 て玉を攻 くべし」とあり、これは「他の山からとれるつまらぬ石であっても玉をみがくための石になるから、玉はそれによって光かがやくようになる」という意味。
それと同じように、どんなにつまらぬ人間であっても、その人たちの誤った言行が、徳を修めようとしている君子にとって参考になり、役に立つものだ、ということ。
本来は、他人の誤った言行も自分の行いの参考となる意で使われ、他人のよい言行から学ぶ場合に使うのは、誤用。しかし、最近ではそのように使われる場面がよくみられる。
「他山の石、
それと同じように、どんなにつまらぬ人間であっても、その人たちの誤った言行が、徳を修めようとしている君子にとって参考になり、役に立つものだ、ということ。
本来は、他人の誤った言行も自分の行いの参考となる意で使われ、他人のよい言行から学ぶ場合に使うのは、誤用。しかし、最近ではそのように使われる場面がよくみられる。
詩経…中国最古の詩集。五経の一つで、周王朝の初期から約500年間の詩歌305首を収めたもの。
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