由来・語源辞典
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善哉
【読み方】ぜんざい
善哉の意味
関東では餅や白玉、栗の含め煮などにあんをかけたもの。関西では粒餡の小豆汁に餅や白玉団子等を入れた汁粉のことをいう。
善哉の由来・語源
「善哉」は、仏教語の「善 き哉 」に由来する。サンスクリット語の素晴らしいを意味する「sadhu」の漢訳。承認したり、ほめたり、祝福したりするときにいう言葉で、初めてこれを食べた禅僧が「善哉」と言ったからと伝えられている。
また、出雲地方の神事「神在祭」で振る舞われた「神在餅」を由来とする説もあり、「神在餅」の「じんざい」が訛り、「ぜんざい」へと変化したとも言われている。
また、出雲地方の神事「神在祭」で振る舞われた「神在餅」を由来とする説もあり、「神在餅」の「じんざい」が訛り、「ぜんざい」へと変化したとも言われている。
サンスクリット語…古代インドの文学語。梵語(ぼんご)。漢訳仏典を通じて日本語で用いられるようになった単語も多い。
カテゴリ:食べ物