参る まいる

「行く」「来る」の意の謙譲語。また、自分や自分の側の動作のへりくだる気持ちをこめて丁重に表現する丁寧語。さらには、相手を自分より数段上に見て、「負ける」という意の用法もある。

参るの由来・語源

上一段活用動詞「まゐる」に「いる(入る)」の付いた「まゐいる」が音変化して「まいる」となったもの。「まゐる」は宮廷や神社な高貴な人のところなど、多くの人が集まる尊貴な場所へ行くこと。「いる」はある建物や場所など、一定の区域の外から内部へ進み入ること。したがって、「まいる」は、宮中や神社などに参入する、というのが原義。それから、高貴な人のところへ参上する、何かを持って参上するなど、その人物の動作のおよぶ相手に対する敬意を表現するようにもなった。
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