蝸牛角上の争い

【読み方】かぎゅうかくじょうのあらそい

蝸牛角上の争いの意味

小さな者同士の戦い。つまらないことにこだわった争い。「蝸角かかくの争い」とも。

蝸牛角上の争いの由来・語源

「蝸牛」はカタツムリのこと。そのカタツムリの右の角にある「ばん」という国と、左の角にある「しょく」という国とが領土争いをして、数万の死者を出したという寓話(出典は『荘子』)から出たもの。
荘子…中国、戦国時代の荘子(荘周)の著とされる道家書。「老子」と並んで道教の根本経典とされる。
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