傍若無人
【読み方】ぼうじゃくぶじん
傍若無人の意味
周りに人がいないかのように、勝手気ままに振る舞う様子。
傍若無人の由来・語源
出典は、中国の『史記 』で、秦の時代、燕 の衛の荊軻 は、筑 (琴に似た楽器)の名人でもある高漸離 と酒を飲んでは、うたって、酔い、騒ぎわめいて、まるで傍に人がいないかのような振る舞いをして暮らしていたという故事にちなむ。
「傍 らに人無きが若 し」と訓読する。
いまでは「傍若無人のふるまい」といえば、人を眼中におかない無礼な行動のことをいうが、本来はこの語に非難の意味はあまりない。
「
いまでは「傍若無人のふるまい」といえば、人を眼中におかない無礼な行動のことをいうが、本来はこの語に非難の意味はあまりない。
史記…中国最初の正史。前漢の司馬遷の著。中国の歴史書の典型をなす紀伝体の史書。
傍若無人に関連することば
語源ランキング
最近追加された語