隈取り
【読み方】くまどり
隈取りの意味
絵画で、遠近や高低を表すために行われる墨や色の濃淡によるぼかし。また、歌舞伎で人物の性格や表情などを強調するために施す化粧法のこと。赤・青・黒色などの線で顔面を彩る。また、その模様。
隈取りの由来・語源
隈取りは「くまどる(隈取る)」が名詞化したもの。
「くま」は古く道や川の曲がり角のところ、またそうした片隅、物陰になる部分をいった。そこから、色や影の濃い部分、光と陰の境界の部分も意味するようになり、さらに、彩色で陰影や濃淡をつけることも意味するようになった。
「くま」は古く道や川の曲がり角のところ、またそうした片隅、物陰になる部分をいった。そこから、色や影の濃い部分、光と陰の境界の部分も意味するようになり、さらに、彩色で陰影や濃淡をつけることも意味するようになった。
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