備長炭

【読み方】びんちょうたん

備長炭の意味

和歌山県熊野地方から産出される炭。ウバメガシなどのカシを材料にして作られる。火勢が強く、炎も出ず、灰も出ないことから最上の炭とされる。

備長炭の由来・語源

江戸時代、紀伊国田辺の商人備中屋びっちゅうや長左衛門ちょうざえもんが作り出したのが始まりとされる。
江戸に出荷して、うなぎ屋などで使われて評判となり、屋号から「備長炭」と名づけた。「びんちょうずみ」とも。
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