越中褌

【読み方】えっちゅうふんどし

越中褌の意味

長さ1メートルほどの小幅の布の端に、紐がついたふんどしのこと。一部ではクラシックパンツ、サムライパンツとも呼ばれる。医療用の下着であるT字帯も越中褌の一種。

越中褌の由来・語源

越中守えっちゅうのかみであった人物が考案したことからこの名があるとされる。その人物は、細川忠興ほそかわただおきが考案者とする説と、松平定信まつだいらさだのぶであるとする説がある。
下着として広まったが、六尺褌などと比較して、簡易で外れやすいので、肉体労働を伴わない医者や神職、僧侶、文化人、商人の間で用いられていた。
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