破竹の勢い
【読み方】はちくのいきおい
破竹の勢いの意味
勢いが激しくてとどめることができない、猛烈な勢いで進んでいくこと。
破竹の勢いの由来・語源
竹は最初の一節に割れ目を入れると、あとは力を入れなくても一気に割れていくことからのたとえ。
出典は中国の『晋書 』「杜預 伝」で、次の故事に由来する。
280年、西晋王朝の軍は、すっかり魏 をおさめ、南方に残る呉 をあと一息まで追いつめた。
しかし季節は春になり、雨季になれば揚子江の水かさも増してしまうため、多くの将軍は、いったん引き上げて涼しくなってからもう一度攻め込もうという意見がでる。
そんな中、杜預だけは攻め進むことえを主張した。「いまわが軍は勢いにのっている。ちょうど竹を裂く(破竹)のときのように数節だけ裂け目を入れれば、あとは一気に進むことができるだろう」
かくて、戦いは彼のいうとおりに進み、晋は呉を滅ぼしたという。
出典は中国の『
280年、西晋王朝の軍は、すっかり
しかし季節は春になり、雨季になれば揚子江の水かさも増してしまうため、多くの将軍は、いったん引き上げて涼しくなってからもう一度攻め込もうという意見がでる。
そんな中、杜預だけは攻め進むことえを主張した。「いまわが軍は勢いにのっている。ちょうど竹を裂く(破竹)のときのように数節だけ裂け目を入れれば、あとは一気に進むことができるだろう」
かくて、戦いは彼のいうとおりに進み、晋は呉を滅ぼしたという。
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