涅槃

【読み方】ねはん

涅槃の意味

仏教で理想とされる、一切の迷いや苦しみから解放された、不生不滅の悟りの境地。また、釈迦の死、入滅をいう。

涅槃の由来・語源

サンスクリット語nirvāṇaの音訳で、吹き消すこと、消滅、迷いの世界へ行かないことなどを意味するとされる。
のちには、煩悩(迷い)の火が消えて、すがすがしい心身の状態になった境地をいうようになった。
サンスクリット語…古代インドの文学語。梵語(ぼんご)。漢訳仏典を通じて日本語で用いられるようになった単語も多い。
語源ランキング
最近追加された語