敦盛草
【読み方】あつもりそう
敦盛草の意味
ラン科の多年草。
敦盛草の由来・語源
初夏になると、茎の頂に母衣 の形をした、紅紫色の唇弁 花をつける。その花の形を平敦盛 が背負う母衣に見立ててこの名がある。
敦盛は一ノ谷の戦いで熊谷直実 に討たれ、16歳の若さで亡くなった平家の武将。
母衣は戦のとき、鎧 の背にまとって流れ矢を防ぐ布製の袋のようなもの。同じラン科の「熊谷草」とは対の名。
敦盛は一ノ谷の戦いで
母衣は戦のとき、
一ノ谷の戦い…1184年2月7日、摂津国一ノ谷で行われた源平合戦の一つ。源義経の奇襲によって源氏軍が大勝し、平氏は海上に敗走した。
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