「ほとぼり」とは、予熱、または熱した感情や興奮の余波のこと。また、人々の関心や注目が薄れ、話題が忘れ去られたり、騒ぎや騒動が鎮静化したりする状態を表します。
例えば、大きな事件やトラブルが起こった後、しばらくはメディアや人々の間で話題になりますが、時間が経つにつれてその話題が忘れ去られ、関心や注目が薄れる状態を「ほとぼりが冷めた」と表現することがあります。
また、社会的な問題や論議なども同様で、一時的に盛り上がりを見せた後に落ち着いていく様子を指すこともあります。
ほとぼり
ほとぼりの意味わかりやすく
ほとぼりの由来・語源
「ほとぼり」は漢字で書くと「余熱(熱)」と書きます。
もともとは「ほ(火)」+「とほり(通り)」から出た語とみられ、その後「火(ほ)点り(とぼり)」で「余熱」の意味を表すようになりました。
そこから意味が広がり、熱した感情の名残の意、そして、(事件などに関して)しばらく残っている世間の関心の意を表すようになりました。
もともとは「ほ(火)」+「とほり(通り)」から出た語とみられ、その後「火(ほ)点り(とぼり)」で「余熱」の意味を表すようになりました。
そこから意味が広がり、熱した感情の名残の意、そして、(事件などに関して)しばらく残っている世間の関心の意を表すようになりました。
ほとぼりが冷めたを使った例文
- 彼の失言は一時的に話題になったが、ほとぼりが冷めて忘れられてしまった。
- ネット上で炎上していた議論も、ほとぼりが冷めて関心が薄れた。
- 大会の開催中は盛り上がりましたが、終わってからはほとぼりが冷めて参加者も帰ってしまいました。
- 恋愛中の彼と喧嘩をしてしまったので、ほとぼりが冷めるまで距離を置くつもりです。
- テレビ番組の話題も、ほとぼりが冷めて新しい番組に注目が集まっている。
ほとぼりが冷めたを英語で言うと
- Let the dust settle
- the excitement dies down
- Wait for the heat to die down
- until things settle down
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