由来・語源辞典
由来・語源辞典は、身近な言葉の由来や普段使っている日本語の語源辞典サイトです。
微妙
【読み方】びみょう
微妙の意味
一言では言い表せないほど細かく、複雑なさま。また、きわどくてどちらとも言い切れないさま。
微妙の由来・語源
もとは、「言い表せないほど奥深くすばらしいこと」を表す漢語だった。平安時代では呉音で「みみょう」と読んでいたが、近代に入って「微」を漢音で呼んだ「びみょう」の形で使うようになった。
それに伴って意味も変化し、称賛の意が失われて「微」のもつ「わずか、かすか」の意に重点が移り、「わずかな違いのために言い表せない様子」を示すようになった。
さらに現代では、俗に、否定的な気分を婉曲にあらわす場合や、明言したくないときなどにも使う(「ビミョー」とも)。
それに伴って意味も変化し、称賛の意が失われて「微」のもつ「わずか、かすか」の意に重点が移り、「わずかな違いのために言い表せない様子」を示すようになった。
さらに現代では、俗に、否定的な気分を婉曲にあらわす場合や、明言したくないときなどにも使う(「ビミョー」とも)。
カテゴリ:様相