ひつまぶし

ひつまぶしの意味

うなぎの蒲焼を、小さなおひつに入れたご飯の上にのせたもの。

ひつまぶしの由来・語源

「ひつ」はご飯を入れる「櫃」、まぶしは動詞「まぶす」の連用形を名詞化したもの。お櫃のご飯に刻んだうなぎの蒲焼きをまぶすことからの命名とされる。

明治時代に始まった名古屋の名物で、「ひつまぶし」は考案店の一つとされるあつた蓬莱ほうらい軒の登録商標である。
鰻飯のことを関西では「まむし」ということから、「ひつまむし」ともいう。「まむし」は「まぶし」が音変化したもの。

食べ方に特徴があり、しゃもじで四等分して、最初の一杯はそのまま、二杯目はわさびや海苔などの薬味をのせ、三杯目はお茶漬けに、最後は好きなように食べる。
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